読み聞かせ、家族の絆を育む「おすすめ絵本」2選
家族の形は、ひとつひとつが違って、どれも特別です。 今日は、養子縁組で家族を築かれた皆様へ、お子さんと一緒に読んでいただきたい絵本を2冊ご紹介します。
1. 『いろいろ いろんな かぞくのほん』
文:メアリ・ホフマン / 絵:ロス・アスクィス / 訳:すぎもとえみ / 出版:少年写真新聞社
この本は、世界中のさまざまな家族の形を、楽しい絵とともに紹介する絵本です。
この本が素晴らしいのは、目に見える家族の構成(お父さんとお母さん、ひとり親、おじいちゃんおばあちゃんと暮らす子、養子を迎えた家庭など)の違いだけではなく、私たちが大切にしている「目に見えない多様性」や「家族の絆のあり方」を、あたたかな視点でたくさん発見できることです。 「家族って、こうじゃなきゃいけない」という枠組みを軽やかに取り払い、「どんな形でも、愛があればそれは家族」というメッセージを、読み聞かせを通して自然に伝えられます。
2. 『ねぇねぇ、もういちどききたいなわたしがうまれたよるのこと』
作:ジェイミー・リー・カーティス / 絵:ローラ・コーネル / 訳:坂上香 / 出版:偕成社
養子縁組で家族になったお子さんにとって、自分の生い立ちや、家族に迎え入れられた時の物語は、心を支える大切な財産です。
この本は、養子のお子さん自身が、自分が迎えられた時の物語を親に繰り返し語ってもらう、というストーリーです。 お子さんは、「自分が生まれた時、周りの大人たちはどんなに待ちわびていたか」「どんなふうに準備をしていたか」を聞くのが大好きな子がとても多いものです。この本は、その親子のやり取りを美しく描いています。 「あなたのことが大好きで、準備して待っていたんだよ」という愛のメッセージを、物語を通じて何度でも伝えられる一冊です。
養子縁組をした家庭にとって、絵本は単なる読み物ではなく、お子さんと「真実告知(生い立ちの話)」や「家族」について対話する、大切なきっかけになります。
お子さんの年齢や成長に合わせて、今日ご紹介した本をぜひ本棚に加えてみてください。
親子のリラックスした時間に、素敵な時間が増えますように。




